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「ふつう」じゃない話をしよう

800円

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編著 / HInC(Hate Isn’t Cool) 発行 / Hate Isn’t Cool 2025年9月15日 初版発行 A5判 / 76頁 突然ですが、ZINEを作りました。 特に深い意図があるわけではなく、読書会をやっていくなかで、自分のなかに蓄積してきた知識や想いを形にしたくなったので、形にしてみました。 中では、読書会で扱った&扱う予定の本について、そして、本の内容とあわせて学んでおくと心の自由度が広がりそうな言葉について、素人なりのゆるゆる理解でゆるゆるまとめてござんす。 (Hate Isn’t CoolのInstagram投稿より) この本は、つまみ食い読書会で扱った本と、読書会後に配布したおまけの用語集「hinc」の内容をまとめ、大幅に加筆修正したものです。 題名に『「ふつう」じゃない』という言葉を使ったのは、文字通り、日常にあふれる「ふつう」からはみ出す内容が、大半を占めているから。 人権のことを考え始めたら、「ふつう」を疑うことになった。その事実は、いまある社会が、いかに多くの偏見の上に成り立っているのか、いかに差別的な構造を組み込んでいるのかに、気づかせるものでした。 それでも、その気づきをただ絶望の底に沈めるのではなく、希望を手繰り寄せる手がかりとして受け取れたのは、読書会に足を運んでくれた方たちがいたからです。 ——京都ではじめた社会のはなし / p5より 面白がりと誠実さが両立するのは、たぶん、「障害者を助けてあげる正しい自分」でいなければならないという気負いがないからなのだと思います。もとより伊藤さんの関心は「目が見えない人はどうしたら見える人と同じように生活していくことができるのか」というところにありません。目が見えない人が見ている世界を知り、その体験を通して自分自身を知り、ともに生きる可能性を拓くことにこそ、この本の主眼はあります。 ——4.能力主義はフェアなのか? / p37より 読書は孤独なようでいて、つながりに満ちた営みです。言葉の向こうには著者がいて、それを世に送り出した人たちがいる。そして本のこちら側には、同じ言葉に胸をふるわせる読者がいる。その読者たちと直接想いを交わす場が、読書会です。これほど深く、初対面の相手の心に降りていく体験は、他にないのではないでしょうか。 ——おわりに / p73より [目次] 京都ではじめた社会のはなし グランドルール 1.差別を紐解く  キム・ジへ『差別はたいてい悪意のない人がする』 2.見えない傷を見るために  上川多実『<寝た子>なんているの?』  用語マップ①日常に潜む差別の連鎖 3.いまある社会の基準を疑う  チェ・スンボム『私は男でフェミニストです』 4.能力主義はフェアなのか?  伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』  用語マップ②社会の基準を問い直す 5.そのやさしさは誰のため?  中島岳志『思いがけず利他』 6.違ったままでともに生きる  鴻巣麻里香『わたしはわたし。あなたじゃない。』  用語マップ③ともに生きるための関係性 番外.京都でできた「人権条例」 おわりに 索引

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