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複数形の未来を脱植民地化する Decolonize Futures Vol.1

1,650円

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酒井功雄 / saki・sohee / 編集・翻訳 B6判(128mm×182mm) / 88頁 日本、東アジアにおいて、どのように植民地主義を語ることが出来るのか。 日本の特殊な歴史的、文化的、構造的な植民地主義は、顔を変えて現代でも継続しています。それは西洋文化や帝国主義を内面化すると共に、様々な地域や人々、多様な存在を周縁化し差別しながらも、日本という国家に同化することを求めます。そうして土地と人々の身体の支配を行ってきました。植民地主義の問題は、(…)経済発展や技術支援という言葉へと姿を変えながら、旧植民地・支配地域、その文化と人々の生を搾取する構造として今日も続いています。 ——はじめに / p3より 資本主義が進歩的であるという名目のもとで変容し進化していることについては、その通りです。しかし、「脱植民地生活」を送るには、細心の注意と鋭い批判的意識が必要であることを、この観察によって、あなたは自分自身が非常によく理解していることを明らかにしているのです。 私ができる最善のアドバイスは、私たち全員が自分のお金を使う場所に注意することです。大規模なボイコットを組織し、あからさまな人種差別や性差別、トランスフォビアや同性愛嫌悪、そして地球にとって危険なビジネスや企業をひいきにしないようにするのです。 ——Q&Aセッション / p73より 日々の生きづらさの奥には、不可視化された暴力的な社会構造と歴史が存在しています。植民地主義の歴史を学び、今この「世界」を生きる経験と結びつけることが、脱植民地化を考える一歩になると思います。変化のために動く人々にとって、本号がさらなる問いや学びの後押しになることを願っています。 ——おわりに / p82より 「家父長制、白人至上主義や人種差別。社会に存在する不平等や格差の原因は、植民地主義にあるのかもしれない。」 物理的な植民地支配が多くの地域で終わったにも関わらず、欧米諸国が行った経済的搾取や文化的な支配を通じて、暴力的な構造は今も私たちの生活に根付いています。 植民地主義の世界観では、欧米の文化が世界の中心であり、「シスヘテロ男性、白人(日本では人種的マジョリティである日本人)が最も人間らしい存在と見なされるヒエラルキーが生まれます。そして「女性/性的マイノリティ/有色人種の人々/非西洋の人々など」はヒエラルキーの下に位置付けられ、搾取され続けてきました。 Vol.1は、こうした現状に警鐘を鳴らし、フェミニズム、反人種差別がいかに脱植民地化と繋がるかを考える一冊です。 本号ではニューヨーク市立大学リーマン校のラローズ・T・パリス教授を招き、複数の社会課題が植民地主義と交差する様子に焦点を当てたレクチャーを行い、その講演を記事化しました。本文では、レクチャーや参加者との対話を可視化し、今の日本社会や言論空間において「脱植民地化」に関心を抱いた参加者と、ラローズ・T・パリス教授の対話の記録も紹介しています。 (Decolonize Futuresサイトより) [目次] はじめに ZINEのモットー このレクチャーについて 反人種差別、フェミニズム、脱植民地化の交差点 ワークショップ Q&Aセッション おわりに 次回予告

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