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発行 / 犬の人
2026年4月1日 初版第一刷発行
A6判 / 70頁
2025年10月26日から10月29日の3泊4日の日程で、沖縄に学びの旅に行ってきた。この本では、その沖縄旅についての話と、なぜこの旅に出ることになったか、そしてそのあとの話や、沖縄を含む世界の国々に対して、私が生まれ住む日本という国がしてきた、いや、今もなおし続けている様々な加担について自分なりに話してみようと思う。
(著者のInstagram投稿より)
これまでの歴史の中で、学校で学ぶ「名付けられた出来事」たちは決して「ひとつ」なんかではなく、そこに関わった人それぞれの経験が、ぐちゃぐちゃに無理やりひとかたまりにされたものなのだと感じる。この旅以降、そう強く感じられるようになった。
広島に生まれ育ったことにあぐらをかき、「わたしは戦争を知っていて理解できている」ことにしていた。
——はじめに / p6より
わたしたちはあっという間に巻き込まれる。いま踏ん張り、向かうべき方向に押し戻さなければ、同じことが起きる。
お金があろうが家族がいようが障害があろうが、戦争がはじまればそんな事情は掬ってもらえず、みんな殺されるのだ。
——十月二十七日(月) / p27より
ひめゆりの、愛楽園の、沖縄の、広島の、長崎の、日本中の戦争経験者がみんないなくなってしまう前に、
「安心して。戦争はしないよ、この国は。」
と約束したい。しないといけない。
どうかみんなで、そう言って、最後の戦争経験者を送り出したい。
そのときはもうすぐ訪れる。
——二〇二六年。いまなにが起きている / p68より
[目次]
十月二十六日(日)
十月二十七日(月)
十月二十八日(火)
十月二十九日(水)
旅のおわりに
創作 いちまいの板きれ
二〇二六年。いまなにが起きている