@2018 YUMIKO KIKUCHI
A6判(105mm×148mm) / 24頁
書くことはいつだって祈りみたいで、でもそれはきっと、書かれる前からすでに叶っているたぐいのそれで、だからわたしはひたすらそのあとを追いかけて行けばいんだよー、と思って生きているけど、それではやっぱり息切れがする。そんな時、目の前で話を聞いてくれる人がいるのは、なんて心温まることなんだろうと、最近あらためて思うのです。
——本書 p.24より 原文ママ
題名は「目が合ったのなら、微笑んでほしいよ。」
人と出会うこと、会話をすること、かつて通っていたカウンセリングについて、いつもこころのどこかにある夢、オイリュトミー、前世療法、そしてカーソン・マッカラーズの「心は孤独な狩人」——
著者・きくちゆみこさんの、執筆当時の心をそのまま掬い取ったような一冊。
その思索の道筋をともに辿れる、小さなZINEです。
著者のことばは、耳元で、他でもない私自身に向けて、囁かれたもののようにきこえます。
孤独を感じるようなひとりの夜に開けば、そっと寄り添ってくれるはずです。