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ニュ(ー)シティサンヒルズ / 13番館

1,000円

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13番館 2022年12月11 日 初版 A5判 / 40頁 下の階からピアノを練習する音がかすかに聴こえてきて、遅い時間に起きる。行きつけの珈琲屋さんで豆を買い、最近手に入れたレコードプレーヤーで流すためのレコードを買ったりしてみる。今日も生活をしている。 ——2021/3/21(kira kanako)より 今日は友達と合わせて休みをとっていて、ゆっくり起きてホットケーキ焼いて昼に一緒に食べました。平日の変な時間の電車に揺られるのがかなり好きで(贅沢だよね)、本も持ってきていたけどやはり睡魔に負けてうとうとしてしまうのでした。あと、私は私の役割を遂げていかねば~とも思った日でした。 ——2021/4/2(kira kanako)より 楽しそうな笑い声。さびしくてさびしくてどうにもならなくてざわざわして、気づいたらヨーグルトを食べていた。そしたらラーメンも食べていた。卵ものせていた。晩ご飯はカレーだったというのに。神経がキリキリ痛む。笑っても痛む。 ——2020/8/27(hirono ayumi)より 遠くの国の話。あの人はかつてその国に、一人で行った話をしていた。あの人は今緑色の世界に住んでいる。白すぎる肌が夏に浮かび上がる。連れ出すことを望んでいるのか、私には分からない。分からないふりをしている。大切な人に軽蔑されたと感じる。私はあなたのようにまっすぐになりたかった。 ——2020/8/30(hirono ayumi)より ニュ(ー)シティサンヒルズに暮らすふたりの、2020年と2021年の、ひと月ほどの日記。なんとなく恋愛とかした方がいいのかな、とインストールしたマッチングアプリのプロフィール欄に、自己紹介がわりに綴られたものです。 「自分と似た感覚を探すために、誰かの理想に抵抗するために、あるいは誰かへの私信として」。 「直で見る太陽みたいに苦しく眩しい日々」の記録です。

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