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とある都市生活者のいちにち / 植本一子

1,540円

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2025年11月30日 初版第一刷発行 A6変 / 416頁 日記ブーム到来!の最中、日記からエッセイに舵を切った植本が、久しぶりに日記本を作りました。 『それはただの偶然』『ここは安心安全な場所』という2冊のエッセイ集を出した、この一年に並走する、制作中の心境を綴った1冊です。2冊のエッセイ集を読んだ方はもちろん、文章を書くこと、本を作ること、都市で暮らす自営業者の謎の生活が気になる方にも、ぜひチェックしていただければと思います。 (著者の通販サイトより) あくまでわたしの書く日記の話だけれど、日記は考えを深めずに済むところがある。いちにちの上澄をすくっていくだけでも成り立つところが、飽きっぽい自分の性に合っていた。でもいつしかそれでは物足りなく感じるようになり、もっと深く考えて書きたい、とも思うようになった。 ——p5より 朝から栗剝きと副菜作り。夜集まる友達の家に持って行くもので、里芋を煮たのと、小松菜と油揚げの塩炒め、にんじんのラぺを作った。昨日から水に浸けておいた栗は、10個剝くのに20分くらいかかる。「栗くり坊主Ⅱ」という栗の皮を剝くハサミを持っていて、栗を剝くか里芋の皮を剝くくらいしか出番がないけれど、これがあるとどちらも捗る。久々に栗を剝いた。 ——2024年10月26日 / p32より 高橋さんは仕事を掛け持ちしていて、この後にも別の仕事があり、合間にこうして来てくれたのだ。そうやって自分の時間とお金をかけて関わってくれているのは、きっといつもそうなのだけれど、自転車を目の前にして、急に可視化されたような気がして、こんなふうに大事にされているんだ、と目を見開かされるようだった。 ——2025年3月14日 / p243より

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