地下BOOKS
2018年10月 初版発行
A5判 / 82頁
パンクス(注:パンク的な人物)の原動力は端的に言うとマジョリティに対する劣等感であり、怒りではないでしょうか。パンクとは、マジョリティである価値観とそれが蔓延る社会の中で、少数派である集団や個としての生き方であり、考え方だと思います。
——本書p5より
パンクスは、クソみたいな社会に対して怒りのほこ先を向けるだけでなく、自分自身をも疑い、考え続けて、少しでも新たな自分へと成長していく。社会に変革を起こそうとするだけでなく、自分自身をも少しずつ変革していく。一箇所で淀まず、変化しつづけていく。
変化できないパンクスは残念ながら腐っていきます。
——本書p6より
毎月刊行のフリーペーパー「UNDEAD NEWS」に、2014年7月から約4年間にわたり連載されていた「もしも二宮金次郎がパンクスだったら」が1冊の本になりました。
このクソみたいな世界をパンク的に生き抜くための、道しるべとなるような本を紹介しています。
[紹介している書籍]
うらおもて人生録/色川武大
アナキズム・イン・ザ・UK/ブレイディみかこ
断片的なものの社会学/岸政彦
ガケ書房の頃/山下賢二
エリック・ホッファー自伝/エリック・ホッファー
檀流クッキング/檀一雄
あしたから出版社/島田潤一郎
圏外編集者/都築響一
ゼロからトースターを作ってみた結果
/トーマス・トウェイツ
壊れた世界で”グッドライフ”を探して
/マーク・サンディーン
夜と霧/ヴィクトール・E・フランクル
街場の戦争論/内田樹
憲法九条を世界遺産に/太田光・中沢新一
ぼくらの民主主義なんだぜ/高橋源一郎
一九八四年/ジョージ・オーウェル
バカボンのパパと読む「老子」/ドリアン助川
あの素晴らしき七年/エトガル・ケレット
「消費」をやめる~銭湯経済のすすめ~/平川克美
新宿駅最後の小さなお店ベルク/井野朋也
怪しい交遊録/阿佐田哲也
サードウェーブ・コーヒー読本/茶太郎豆央
田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」/渡邉 格
サンショウウオの明るい禅/玄侑宗久
いのちの食べ方/森達也
学校で教えてくれない音楽/大友良英
勉強の哲学~来るべきバカのために~/千葉雅也
快楽主義の哲学/澁澤龍彦
へろへろ/鹿子裕文
生きているのはひまつぶし/深沢七郎
人間滅亡的人生案内/深沢七郎
モモ/ミヒャエル・エンデ
[目次]
第1章「はみ出す」
第2章「D.I.Y精神」
第3章「NO WAR」
第4章「ローカルとユニティ」
第5章「破壊と構築」
第6章「衝動と行動」