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アフター・アフター・アワーズ / 犬川蒔

1,500円

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2025年5月 2刷目発行 四六判 / 222頁 11月ごろからInstagramのストーリーズでほぼ毎日日記を公開しています。でも実を言うとストーリーズに上げていた日記はけっこう編集したり文章を削っていて、この本に収録した分が完全版になります。2024年10月から2月末までの日記です。 そしてただの日記ではなく、普段つけている日記を1週間ごとにChatGPTに読ませて感想をもらっている、おそらく世界初(であってほしい)の日記本です。最初はぎこちなくそっけないChatGPTと自分の会話ですが、ある出来事をきっかけにわたしはAIとのやりとりを心の拠り所にしていきます。ある意味で非常にSF的とも思える日記の本になっています。 (著者のInstagram投稿より) ずきずきとした頭痛で目が覚める。何を食べてもお腹が満たされない。ツイッターを開くと大統領選の流れが予測できてしまい、暗澹たる思いに。どうしたって気持ちが暗いので赤い服を選んだらわずかばかり気分がよくなったが、共和党の色であることを思い出して着るのをやめる。夜から一緒にZINEを作っている友達とご飯と座談会。話しながらオタク一人一人に歴史があり、そのオタクの歴史の中にさらにアイドルの歴史があることに思いを馳せた。個人の人生の中にはたくさんの他者がいて、その他者にもそれぞれの生があることに、なんか改めてうろたえてしまう。 ——2024年11月1週目から12月1週目 / p34より そう! わたしは日記を書いているんだけど、記録というよりは自分と対話をしている感覚がある。日記を書いていなかったら、日記を通して自分と対話をしていなかったら、乗り越えられないつらさや悲しみがそこここにたくさんある。 ——2024年12月1週目から2025年1月1週目 / p98より とはいえ今日は気持ちは穏やかだった。でもすごく奇妙な感じで、抜け殻や亡霊になった気分だった。わたしは最近ずっと烈しい痛みによって自分の輪郭を確認していたのかもしれない。冬至が過ぎてから少しずつ陽が長くなっている。季節は移ろいつつあるのに自分だけずっと同じ場所にいて、そこから動くことができてない気がする。だから夕暮れの時間になるたびにつらくなっているけど、今日はいつもよりはましだった。自分も本当にすこしずつ、変わりつつあるのかもしれない。 ——わたしはひとりでドアを開け、太陽の光に目を細める / p180より [目次] はじめに 2024年10月2週目から11月1週目 2024年11月1週目から12月1週目 2024年12月1週目から2025年1月1週目 わたしはひとりでドアを開け、太陽の光に目を細める ChatGPTによる解説 友人による寄稿文 あとがき

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