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世界は私たちのために作られていない / ピート・ワームビー

2,475円

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訳者 / 堀越英美 発行 / 東洋館出版社 2024年12月7日 初版第1刷発行 四六判 / 324頁 イギリスで話題沸騰! 34歳で自閉スペクトラム症と診断された著者による、ASDサポートガイドがついに待望の邦訳。 [本書の概要] ブリティッシュジョークをはさみながら、ニヒルでくすっと笑えるのに、共感が止まらない。 成人後に診断を受けた著者ならではの、当事者やともに生きる人の双方に向かって紡がれる言葉たち。 ASDの子どもや大人にとって、より過ごしやすい環境・関係をつくるヒントが盛りだくさんです。 [本書からわかること] 本書では、教師として働いていた時、34歳でASDと診断された著者によってまとめられました。定型発達者向けに設計された世界で生きることの困りや障壁を明らかにします。 ・ASD者にとってこの世界の何がどのように困るのか。 それはなぜか ・社会に残るステレオタイプと誤解 ・ちょっと息がしやすくなる方法や手助けのヒント (東洋館出版社のサイトより) 私は一人の人間にすぎず、多様なASD者全体の意見を代表することは不可能である。すべてのASD者の代弁者にはなれないし、すべてのASD者が私と同じ意見だとも思っていない。しかし、私は調査が得意で、良き聞き手であると自負している。ASDであるとはどういうことか、そしてASD者の共通点について、長年にわたって多くの情報を集めてきた。それが本書の骨格をなしている。ほかの人を差し置いて偉そうだと責めないでもらえるとありがたい。これまで出版されたASDに関する本は本書だけではない。本書にあるのは私なりの物の見方であり、私の経験であり、私の意見である。 ——はじめに / p17より 友人同士が定期的に物理的な近さを共有することに置かれる重要性はとても大きく、当惑するほどだ。即自的で信頼性の高い電子通信が普及する以前は、一緒に過ごす以外の交流の選択肢はのんびりした郵便か、せいぜい伝書バトぐらいしかなかった。そういうやりとりがもどかしくて満たされないものだったのはわかる。しかし2020年代初頭の今、遠隔通信のどこに問題があるだろう。なぜ人びとは、インターネット上の友情がどこか劣ったもののように言い立てるのだろう。 ——第2章 ASDと友人 / p99より 今あるような世界は、ASD者向きに作られてはいない。それが常に不幸の原因となっていることは、もうおわかりだろう。感覚的なプレッシャー、計画を立てることの難しさ、果てしなく続く他者とのコミュニケーション問題——これらすべてが、世界が自分に適していないと感じられる原因となっている。 第8章 正しさを求めて / p292より [目次] はじめに 第1章 人間関係——このクモの巣のように複雑なもの  世間話のルール  困難な会話  仮面をつける  メルトダウン  電話恐怖症  ASDと医療 第2章 ASDと友人  「ASD者には共感力がない」という神話  ASD者は内向的か  ASD者の人付き合い  ASDの友人と仲良くするには  ASD者の恋愛 第3章 靴ひも結び、その他の日々の困難  「発達凸凹」であるということ  金銭管理の問題  遂行機能障害  ルーティンへのこだわり  無気力を克服する 第4章 趣味を超えて  「特別な興味」とはどれほど特別なのか  嵐をやり過ごす穏やかな港  モノトロピズム(単一志向性)  バーンアウト(燃え尽き) 第5章 学校——最も過酷な環境  私たち向けに設計されていない場所  教室という危険な場所  なぜ私たちは「挑戦的(challenging)」というレッテルを   貼られるのか  大学へ行く 第6章 職場は危険がいっぱい——必要な調整について  ASDでも働ける?  職場の恐怖  拒絶敏感不安症(RSD)の害  指示、命令、ルールの曖昧さ  社内政治と上下関係 第7章 休息ほどストレスのたまるものはない  リラックスの試み  自己刺激行動で落ち着かせる  事前に計画を立てる  飛行機、電車、自動車 第8章 正しさを求めて  善と悪  理不尽な世界  偏見との戦い  定型の世界におけるアドボカシー  私たちのために作られた世界 付録 謝辞 著者・訳者紹介

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