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発行 / KADOKAWA
2026年4月1日 初版発行
四六判 / 136頁
あなたの「わかれ」にそっと寄り添う、お守りのような短歌アンソロジー
字が抱いてページが抱いて一冊が抱いているから いいよ忘れて
——木下龍也
「『わかれ』についての短歌を、10首詠んでください。」
わたしと、誰かと、たいせつな宝物と。10名の歌人が「わかれ」を見つめる、書き下ろしの短歌アンソロジー。
【参加歌人】
青松輝 上坂あゆ美 大森静佳 岡野大嗣 木下龍也
笹公人 志賀玲太 谷川電話 手塚美楽 初谷むい
【イラスト】
みつきさなぎ
(KADOKAWAのサイトより)
しばいぬ!と駆けだすあなた 小さめの秋田犬かもしれないし追う
どの電柱のなかにもあなたが立っていると思って歩く 一月の雲
書くことは水を汲むこと 花の来る予感に瓶が満たされてゆく
絵で殺し絵に殺されるわたくしはただしい言葉遣いの信徒
人間の手の柔らかさを忘れないために右手で左手を揉む
——本書所収の歌より
[目次]
青松輝「winterstellar」
上坂あゆ美「出汁」
大森静佳「甲羅のために」
岡野大嗣「待合室」
木下龍也「チープカシオ」
笹公人「スピリチュアルな女との日々」
志賀玲太「平野」
谷川電話「風の複製」
手塚美楽「すばらしい日々!」
初谷むい「忘れたりないよ」