地下BOOKS
2021年6月15日 初版
B6判(127mm×181mm) / 216頁
どんな人も心地よく、ほっとしながら生きていくにはどうしたらいいのだろう?
「はじめに」p.3より
著者の、ごく個人的な、生活と思索の記録。
家族のこと。体のこと。大好きなひとのこと。コンプレックスのこと。普通ということ。自分自身と、ほんとうの望みについて——
自己の深部に分け入っていこうとするような、ひたむきな文章を読んでいると、彼女の抱える問題は、どこか、読み手である自分自身の問題とも重なることに気がつきます。
著者の言葉遣いは、目の前のひとと目を合わせ、敬意を払おうとする、丁寧で誠実なものであり、本書ははじまりから終わりまで、「どんな人も心地よく、ほっとしながら生きていくにはどうしたらいいのだろう?」という祈りのような問いに貫かれています。
日々のなかで、やりきれなさや、どうしようもない苦しさを感じたことのある人に。
寄り添う、ということを体現しているような、やさしい本です。
目次
はじめに
1. 婚活 棚ぼたとコンプレックス
2. 家族 固定観念から自由になる介護
3. 終活 イエーイをうつした遺影
4. 分断 葛藤と脇汗の先に見えた景色
5. 生活 いびつで文化的な最高の生活