2021年12月11日 発行
200部限定
A5判(147mm×210mm) / 62頁
でも、人間の支えあいは、なんにもできない人を完璧な人が支えてるんではなく、何かができない人どうしがどうにかやっている様、であるといいな、と思う。
「三月」p.42より
現役大学生の著者による、2020年3月から2021年9月までの日記。
9ヶ月間に渡って刊行された月刊誌「パンの耳」を再編集した、総集編としての一冊です。
1年半に及ぶ著者の生活、思索、心情が、真っ直ぐなことばで綴られています。
読んでいると、生きていくために、著者には書くことが必要だったのだ、と分かります。
他でもない自分自身のために綴られた文章が、私たち読者にとっても心の助けになることを、当然のようにも思いながら、嬉しくも、頼もしくも感じられます。
最後に、あとがきに語られる著者のことばを紹介します。
「パンの耳はどんな人に読んでほしいか」という問いに対し、著者は「同じ時代を生きる人に」と答えています。
——この時代に、寂しいとか嬉しいとか悲しいとか、なんでもいいから私と同じ言葉を使う人に。
「あとがき」p.60より
目次
まえがき—著者および冊子について—
日記 二◯二◯年三月から二◯二一年九月まで
あとがき