水たまり社
2021年11月21日 初版
四六変(132mm×194mm) / 96頁
ポストカード付
雨の音
風のベランダ
ひかりのまど
「だれもしらない 水曜日」p.46より
やさしく、静かな詩の本です。
心地よいリズムのことばを辿っていくことは、穏やかな曲を聴くような、反対に、音のない映画を観るような、ふしぎな味わいがあります。
本そのものも、ここにある詩と同じように、美しくて、やさしい佇まいです。
焦らずに、ゆったりと読むのによい本です。
きっと、少しずつ心を温めてくれます。
そして時おり、どきりとするような一文が、胸の奥の深いところへ、すっと差し出されます。
このような時代の、日々の心強い味方として、心の近くに置きたい一冊です。