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発行 / 真鶴出版
2019年12月20日 初版発行
2024年6月9日 第2版第2刷発行
A5変 / 176頁
私たちが目的としているのは地域を活性化させることや、移住者を増やすことではありません。
もちろん結果としてそこにつながったら嬉しいですが、まずは「自分たちが好きな真鶴に住み、好きな仕事をして暮らすこと」を目的としています。そしてそんな自分たちの活動を伝えることで、たとえ真鶴でなくとも、「自分たちが好きな場所に住み、好きな仕事をして暮らす人」を増やしたいと考えています。
——はじめに / p.34より
神奈川県の真鶴という小さな港町で、出版と宿泊を営む真鶴出版。コンセプトは題名のとおり「泊まれる出版社」。
本書では、真鶴との出会いから、真鶴出版のはじまり、2号店の立ち上げまでの過程が綴られます。
特に2号店をつくる物語(木造二階建ての家を、建築家や職人たちと改修した話)では、予算やスケジュールといった、具体的な情報も載せられています。
実体験に裏付けられた文章に、組織に属さなくとも、自分で仕事をつくり、暮らしをつくっていくことができると教えられ、視界が開けていくような、息がしやすくなるような感覚です。既存の方法に、違和感や心地の悪さを覚えていたり、何かやってみたいことを心に持つひとの、道標になってくれそうな本です。
[目次]
はじめに
column 真鶴のこと
泊まれる出版社をつくる
プロジェクトメンバー
1 真鶴に来るまで
2 泊まれる出版社のはじまり
3 背戸道の家とトミトアーキテクチャ
4 どんな場所にするのか?
5 怒涛の工事期間
資料1 設計図の変遷
資料2 予算と実績
資料3 スケジュール
column 『美の基準』のこと
小さな町で見つけた未来
対談1 コトと向き合う建築家
対談2 ポップとソーシャルのあいだ
細部にある物語
建築写真
おわりに