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「頭髪検査」廃止に立ち上がったいち保護者から見えた学校と社会のこと / 舟之川聖子

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ひととび~人と美の表現活動研究室 2023年5月20日 発行 A5判(147mm×210mm) / 56頁 9月中旬、子が帰宅するなり、「6時間目に『頭髪検査』があって嫌だった」と言った。 重大な人権侵害が起こっていると感じ、学校に「頭髪検査」の即時廃止を求めることを決意した。 PTAや地域に人脈のない「いち保護者」に何ができるかと考え、協力者を通じて学校に事実確認もしたが事の重大さが伝わらない現実を見て、これは実質一人で動くしかないと覚悟した。 膨大な文献を読み漁り、メディアを視聴し、思考を練り、言葉を蓄えた。4ヶ月後の2022年12月にようやく要望書にまとめ、校長宛に提出した。最終的には区教育委員会からのメールと口頭で廃止を確認した。 2023年4月現在、「頭髪検査」は行われてない。 ——あらすじ / p5より抜粋・略 中学生の保護者である著者は、指導という名の人権侵害「頭髪検査」廃止のため、たったひとり声をあげました。 怒りと、傷つきに押し流されることのない、冷静なまなざし。子の訴えを真摯に聞きとり、絶対的な味方として立つ姿勢に、ほかでもない自分自身の味方を得たような、こころづよい気持ちになります。 要望書のまとめかたといった、具体的で実践的な内容についても言及があり、声をあげるひとのための、実用書としてもお読みいただけます。 まったく別の場所で、まったく別のかたちであっても、声をあげる必要があるときにはかならず、このzineが行先を照らし、力になってくれるはずです。 [目次] はじめに 1.「頭髪検査」廃止行動から見えたこと  あらすじ  タイムライン  要望書  わたしについて  一人で動いた理由  いわゆる「内申書に響く」  要望書のまとめ方  「頭髪検査」の問題点  「校則」の問題点  想定問答集  「校則」にはさわれない  「頭髪検査」を支持する人  怒っていい 2.「頭髪検査」から見えた学校と社会のこと  子ども観がおかしい  学校の物語  校則を欲する構造  権力を警戒する  保護者にできること  当事者でなくなったときに おわりに 参考資料

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