2023年5月21日 発行
A5判(147mm×210mm) / 30頁
受けている暴力に対して自分の尊厳のために闘わざるを得ないような人達を孤立させないで、社会の構成員として、一緒に闘う。
そうすることで、ただ「クィアって可哀相だね」「大変だね」「頑張ってね」と憐れまれたり応援されたりする時の何倍も元気づけられて、差別が辛い社会で明日を生きるための力になってくる。生きる希望になるし、生きてていいって思える。
私自身も自分が特権側にあたる差別問題には全力でその姿勢でいきたいと思ってるし、(勿論自分含め)誰にとってもセーファーで安心で安全で(2回言った)生きてていいって思えるような環境を身の回りに作っていきたいな~~
——憐れみも「応援」もいらない / p18より
ノンバイナリーの著者にとって、この社会での日常は地獄のようなもの——そんな地獄の日々を生きながら、生身で感じたこと、経験したことが、等身大のことばで正直に綴られた「FROM THE HELL MAGAZINE」の第2号。
第1号につづき、抽象的な表現に甘んじず、具体的に踏みこんだ内容になっています。
わたしたちが地獄を脱し、みんなで生き延びてゆくために。ともに闘うために、まずは、ここで叫ばれていることに、真剣に耳を澄ませたらと思います。
[目次]
はじめに
なにも無くなんてなかった
2023年2月10日
私がめちゃくちゃしんどい時に摂取してたコンテンツたち
私のあんはっぴい・ぷらいど
「尖ったお洒落」を一時的にする人として扱われるのに
疲れて、美容院に行くのを辞めた
選択肢が無い
憐れみも「応援」も要らない
産「婦人」科がしんどい
なんで生理前ってこんなに死にたくなるんだろう
いつ何をしていても自分のSOSについて証明出来なきゃ
いけないような気がしてくる
“gay girl”じゃないけれど。
自分を自分の手に取り戻す。