書肆侃侃房
2022年6月14日 第一刷発行
B6判 / 112頁
生活が前髪をだめにするのを黙認するしかないの?ほんとう?
真っ青なべろをころころ落ちてくるキャンディー 地獄に抵抗しないか
袖口にパン屑を点在させて人間でよかったときみはいう
協力と書く興奮はよっつめの力の線をどこまで伸ばす
話しても話したように感じなくて帰りにバターを買おうと思う
宵闇に洗濯物は美しく偽物にしかならない喃語
——本書所収の歌より、抜粋
『恋人不死身説』の著者、新境地をひらく第二歌集。
277の深呼吸の場所、277の短歌。
(帯文および、書肆侃侃房のサイトより)
[目次]
春のあこがれ
抱擁と副葬品
電動パンダ
人間ですよ!
色とりどりのほっぺ
茶柱礼賛
スニーカーを売ったお金
ユニコーン落下
白目
春、前文
クジラ爆発
新しい友だち
腐乱文体
サマー、ゴリラ、永久歯
はしゃぐだれもが
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冬・倫理ん
あ行
流動遊戯
パンケーキとして生きる