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わたしはわたし。あなたじゃない。 / 鴻巣麻里香

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発行 / リトルモア 2024年9月1日 初版第1刷発行 四六判 / 296頁 友だち、親、先生、SNSが…毎日しんどい。本当は嫌なのにNOと言えない。そんな人間関係に悩むあなたへ。 モヤモヤの正体は、「バウンダリー」にある!? 本書は、中高生の困りごとに向き合うスクールソーシャルワーカーの鴻巣麻里香さんが、10代が抱えている人間関係の悩みやしんどさについて、「バウンダリー」を糸口に対処法を見つけ出し、助けになる知識と作戦を伝える本です。 バウンダリーとは、「わたしはわたし、あなたはあなた」という、自分と相手の間に引く境界線のこと。 たとえ家族でも、友達でも、教師でも、恋人でも、バウンダリーを踏みこえるのはNGです。 お互いの心地よい距離感を見つけて、ちょうどよく線を引けたらラクになるはず。 (リトルモアのサイトより) オカちゃんは、やさしくて明るいきくちゃんはみんなに好かれていたから、差別やいじめの対象になるはずがないと思っているようです。くり返しますが、「みんなに好かれている」から差別されないというわけではありません。「みんなと違うきくちゃんを受け入れてあげるかどうか」を「他のみんな」が決めるという関係性そのものが差別です。きくちゃんは受け入れてもらうために「やさしくて明るくて好かれる」人でありつづけなければならなくなります。これが差別であり、きくちゃんにとってもう学校は自分らしく、安心して過ごせる場所ではなくなってしまいました。 ——PART 1 友だち篇 / p49より なぜ、親は子どもへの社会的な評価を求めるのでしょうか。そしてそれを自分への評価だと錯覚するのでしょうか。その理由のひとつが、子育てが誰からもほめられない、正解のない、手探りで孤独な営みであることではないかと私は考えます。 (…)「みんな違ってみんないい」はずなのに誰かと比べないと自分の子育てが良いのか悪いのか、正解なのか間違っているのかわからない。そもそも子育てには正解がないのですが、正解という物差しのなさが不安を深めることもあります。その不安から、子どもへのわかりやすい評価を求め、その評価を自分のものにしたがるのではないでしょうか。 ——PART 2 家族篇 / p88より 好きなだけじゃダメ、誰からも認められる「特技」でないといけない。今好きなだけじゃだめ、将来役に立たなきゃいけない。気づいたら、そんな考えに私自身が染まってしまっていました。 先ほど大人は他者からの(子どもに対する)評価に依存していると書きましたが、これは大人に限った話ではないと思います。まだ子どものみなさんも、自分で自分にOKを出す前に他者から評価されることに慣れてしまって、誰かに認められたり役に立たなければならないと考えてしまうことがあるはずです。 本当なら、「ただ好きなだけ」はとっても大切で、何よりも胸を張っていいことなんです。誰かからの評価に依存しない、ゆらがない、それだけの強さを持ったものだからです。 ——PART 3 学校篇 / p160より [目次] はじめに バウンダリーってなに?/権利ってなに?/同意ってなに? PART 1 友だち篇  苦手な子を誘う・誘わない どう決める?  男子同士のノリとか恋バナがしんどい  親友の秘密を話してしまったら PART 2 家族篇  ママってなんでも知りたがる!  私の夢、私の進路。どうして応援してくれないの?  まさかの妊娠。私はどうしたいんだろう? PART 3 学校篇  誰とでも仲良くしなきゃだめ?  おかしな校則にNOと叫びたい!  やりたいことがあるのに。先生に進路を反対された PART 4 恋愛関係篇  胸キュンしぐさ、無理すぎる…  NOと言ってしまった。彼を傷つけたかな?  「愛しているから」だと思っていました PART 5 SNS篇  我が家のスマホルール、厳しすぎ…  グループLINEの通知に困った!  俺のプライバシー、どこいった? デートDVってなに?/デートDVチェッカー おわりに しんどいとき、困ったときの相談先

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