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発行 / うみのすみっこ
2026年7月19日 初版第1版発行
四六判 / 176頁
*画像4,5枚目のように包装された状態でお届けします
ZINEをつくりました!タイトルは 『途中にいて 考えている—立派な大人について』です。
「立派な大人って、どんなだろう」をテーマに、18名の参加者がエッセイや短歌、写真に作詞作曲まで。ひとつのテーマをめぐり、さまざまな表現で寄稿いただいたものを一冊にまとめたアンソロジーが完成しました。
表紙画は阿部海太さんに一枚画で描いていただき、装丁はデザイナーかつ数少ない友人の一人である脇中寛太さんにお願いしました。
(発行者のInstagram投稿より)
大人としての実感を掴めないまま、うっかり30歳を過ぎた。知らない土地で働きながらお金を稼いでひとり暮らしをしてもなお、大人ですと宣言するにはうしろめたさがある。人に感銘を受けるのは、本人の生きる姿勢や他者への態度が垣間見える瞬間だけれど、自身のそれを捉えることはもちろんできず、ずっとあたふたしているうちにこの年齢だ。
——ほんとうのことを言って傷つきたい / p10より
難しいことではなくて、ただ太陽の光を浴びて、呼吸をして、自分の足で歩いたり走ったりしている。散歩だけでもいいし、朝日が差し込む喫茶店でモーニングでもいい。それだけで、人の心は少し整っていく。
20代の頃に思い描いていた「なりたかった自分」とは少し違うかもしれない。でも、いまの自分はあの頃より少し落ち着いていて、少しだけ自分らしい。
だから今日も、朝日を浴びながら生活をスタートさせている。
——結局は太陽なのだ、と / p105より
休むこと、自分を甘やかすことは、サボりじゃない。人間としての「正当な権利」の行使なのだ。GDPの数字を追いかけるより、そこで働く私たちがどれだけ心身ともに健やかで、「明日は何食べようかな?」なんて楽しみに眠りにつけるか。それこそが、本当の意味での「豊かな社会」のバロメーターなはず。
——憧れの青い制服を着たら自由になれる気がして。 / p108より
[目次]
ほんとうのことを言って傷つきたい(okb / エッセイ)
生意気な蛙、大海に出る(田中理那 / エッセイ)
多少、ましな話(野口理恵 / エッセイ)
ダーリン(柴田葵 / 短歌)
嘘吐き!(純露禾 / エッセイ)
うらやましくないほうのまとも(保延みなみ / エッセイ)
飲み屋さんで得た知見をもとに、立派な大人とは何か考える(ミノリ / エッセイ)
29歳男性、大人になりたい(龍川涼 / エッセイ)
反省中の青春研究家がこれから続けること(妹尾龍都 / エッセイ)
青信号になるまで(西川勇大 / 日記)
no title(KAIKI SENGA / 写真)
野ばら(小川未明 / あいだの一篇)
結局は太陽なのだ、と(コウノトシユキ / エッセイ)
憧れの青い制服を着たら自由になれる気がして。(永井バカンス / エッセイ)
早く大人になりたかった(鈴木雅代 / エッセイ)
表現をやめない大人でいたい(某髭 / エッセイ+歌詞)
me & u(清家嵐 / エッセイ)
立派な大人になりたいの?(アイ / エッセイ)
「立派な大人」をほどいてみる(寉田勝恵 / おしゃべり)
著者プロフィール
おわりに