発行 / 柏書房
2025年12月10日 第1刷発行
A5判 / 208頁
ふたりで楽しく暮らすことにしました、それも一生。
『日本のヤバい女の子』のはらだ有彩が、
20年にわたるルームメイトとの共同生活を描く、
著者初のコミックエッセイ。
(版元のサイトより)
大学生の頃からひとりの「女性」と一緒に住んでいる。ルームシェアは今年で二十年になった。「女性」として生活しながら、「女性」として生活している人と一緒に住んでいると、色々な質問を受ける。——彼氏ができたら気まずくない? いつまで一緒に住むの? 結婚しないの? 子供は? 将来どうするの? いつか養子縁組とかするの? 親は何も言わないの?
それらは全て、「女性」と「男性」の組み合わせなら聞かれなかったことだろう。「女性」と「男性」の組み合わせなら、「もちろん」恋人関係であり、「もちろん」一緒に住むことにリミットはなく、「もちろん」結婚するに決まっていて、「もちろん」子供も生まれ、「もちろん」親も喜ぶものとして処理されることだろう。
——はじめに / 何の疑問もない「普通」の生活 / p2より
二十年前、私は自分に「二十年後」がやってくるなんて思っていなかった。そして二十年というものが、「にじゅうねん」と声に出して読む間になんとなく過ぎ去っていくのではなく、たった今この瞬間の一秒一秒、一日一日、一年一年の繰り返しが重なって、気づけばそこに降り積もっているものだということも知らなかった。
——コラム 「離れがたさ」に正直になる / p105より
この人と一緒に
暮らしていると
毎日が
楽しいなあ
——4 ルームシェアは終わらない~ルームシェア15年目~ / p196より
[目次]
はじめに / 何の疑問もない「普通」の生活
1 ずっとこのままでいいのかな? ~ルームシェア8年目~
コラム 「配偶」するひと
2 ルームシェアは突然に ~ルームシェア0年目~
コラム 「離れがたさ」に正直になる
3 「住んでもいい」場所 ~ルームシェア14年目~
コラム 「女性どうしの生活」はつらいよ
4 ルームシェアは終わらない ~ルームシェア15年目~
おわりに